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パイン家具について考える
 
はじめてパイン家具を作る方やこれからパイン家具を作ろうと思っている皆さんに、私がパイン家具の本場アメリカやイギリスで学んだ事や見たり聞いたりした事をお伝えし、パイン家具・カントリー家具本来の姿を見て欲しいと思うと共に、パイン家具=粗雑な家具と言った誤った考え方をして欲しくないとの思いから画像や情報を公開させて頂きます。

 
パイン家具との出会いと憧れ
 
アメリカのパインファニチャーとショップ 私がはじめてパインファニチャーと出会ったのは、アメリカに旅行に行った時の事です。
ニューヨークでレンタカーを借りて、古き良き時代のアメリカを求め田舎町を目指しドライブを楽しんでいました。ドライブを楽しんでいたと言うよりは、かなり緊張していましたね!初めての右側通行でしたから!

やっとの思いでたどり着いた田舎町、さすがに思い描いていた通り広大な土地にトウモロコシ、牛に馬、なんと馬車まで走っていて感激しました。

良く手入れされた広い芝生の庭に、ベンチ、ウッドデッキまさにアメリカの家という感じでした。
どの家も素敵に飾られ普通の家なのか、お店なのか判断できないほどでした。
その中でも特に気になったのが、家具屋さんでした。

それほど大きな町ではないのに、ファニチャーショップが多いなと感じたからです。
後で聞いた話ですが、アメリカは移民の国なので何も持たずに他の国から移住してくる人々が多いため家具は必需品、そのためファニチャーショップやファクトリーが多いのだと知りました。

もともと輸入家具が好きだった私が一目で心を惹かれたのがパイン家具でした。
柔らかで、優しい木目と時と共に飴色に変化して行くと言うその家具に言いようの無い憧れを懐きました。
これが私とパインファニチャーとの出会いです。

 
本場のパイン家具作りを学びたい!
 
はじめてパイン家具に出会ってから1年、私の心は「パインファニチャーが欲しい」と言う思いから「作りたい、学びたい」と言う思いに変化して行き、それは次第に強い欲望から決意に変わりました。

私はパイン材の家具に関係する雑誌などを数多く買いあさりました。またパイン材の家具を作っていると言うショップにも行きましたが、日本でパイン材の家具で探すと、パイン材=カントリー家具と言う感じでした。

私がアメリカやイギリスで見たパインファニチャーは日本のカントリー家具とはかなりの隔たりがあると思いました。

それで、どうしてもアメリカやイギリスで見たパイン家具作りを学びたいと強く思いました。

アメリカやイギリスではパイン家具とカントリー家具はかなりクロスオーバーしている部分があります。 ただアメリカではカントリー家具では素材としてパイン材の他にオーク材やチーク材などもかなり使われていました。
イギリスでは100年位経った物でしょうか(詳しくは解りませんが、)古いパイン家具はアンティークとして販売されていました。

映像の6番目と7番目はアメリカのオーク材とパイン材のカントリーファニチャーショップです。

当工房のスタッフ、オーストラリア人のジェームスさんもオーストラリアではパインファニチャーとカントリーファニチャーはかなりの部分でクロスオーバーしていると言っていました。

日本人の私には、パイン家具やカントリー家具と言われる物はもっと粗雑な作りの家具と言う印象でした、日本国内ではそのような家具ばかり見てきていたので、実際にアメリカンカントリースタイルのパイン材家具を見て、私はどうしても「アメリカで学びたい!」と思うようになりました。
その思いが通じたのか幸運にも知人の紹介でアメリカの田舎町の小さなパインファニチャー工房で学べる機会にめぐり会えました。

あれから30年、今でも機会がある時はアメリカやイギリスの家具工房を訪れ技術の向上を目指しています。
パインファニチャーを求めアメリカへ

 
本場アメリカのカントリースタイル家具の一例です。
 
私が実際に見て触れて学んで来たカントリースタイル家具です。
本場アメリカのカントリー家具の一例です。